トップへ

2015年登場予定のレクサスRC F GT3が岡山で走行。熟成進める

2014年07月15日 13:10  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

岡山で走行したレクサスRC F GT3コンセプト
7月14日から、岡山国際サーキットで2015年からFIA-GT3マーケットへの投入を目指すとされているレクサスのGT3マシン、RC F GT3コンセプトがテストを行っており、その写真が寄せられたのでご紹介しよう。

 このレクサスRC F GT3コンセプトは、ヨーロッパを中心に多くのカスタマーが使用するFIA-GT3カテゴリーに対応したレーシングカーであり、昨年のジュネーブショーではレクサス・ヨーロッパ代表のアラン・ウィッテンホーベンが「これらの車両をレーシングチームに対し、2015年のシーズン開幕前までに供給する準備ができている」と語っていた車両。

 すでに5月初旬に岡山国際サーキットでシェイクダウンが行われたほか、スポーツランドSUGOでもスーパーGTのメーカーテストに混ざって走行するなど、15年のデビューに向けて熟成が進められている。

 今回の岡山でのテストでは、5月の時からはサイドステップ部に設けられたエキゾースト出口部に耐熱処理がされている他の変更点は、外観上からはあまり見られない。タイムは撮影者によると、チョイ濡れのコンディションで1分33秒台だったという。

 ドライバーについては、開発ドライバーと噂されている片岡龍也が目撃されたほか、ドライブ中の写真を見ると赤いヘルメットが見られる。こちらも開発ドライバーと言われている伊藤大輔の12年までものに見受けられるが、詳細は不明だ。

 まだ速さを追求するよりも、トラブルシュート等の開発に重点が置かれていると言われているレクサスRC F GT3コンセプト。今後どんな姿に変貌していくのか楽しみなところだ。