全日本選手権スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)によると、今後もスーパーフォーミュラの2戦で金曜日に1時間の専有走行を行うという。
今季ダラーラ製の新シャシーSF14と、“NRE”と呼ばれる新エンジンを導入した全日本選手権スーパーフォーミュラ。2013年中に6回の開発テストが行われ、その後シーズン開幕前に参戦各チームにマシンがデリバリーされた後、2回の公式合同テストを経てシーズンに臨む予定となっていた。
しかし、2月18日~19日に富士スピードウェイで予定されていた第1回公式合同テストが、2月に関東甲信越地方に降った記録的な大雪の影響で中止に。新シャシー導入の初年度で2日間・計8時間のテストが中止になったことは、チームにも熟成時間の不足を招くこととなっていた。
JRPでは、この開幕前のテスト不足を補うために開幕3戦で金曜日に1時間の走行を行うことを明らかにしていたが、第1戦~第3戦で行われた専有走行の合計時間を足しても3時間。まだまだ時間が足りず、シーズン中に単独テストの日程を組むことも難しいことから、続く第4戦ツインリンクもてぎ、第6戦スポーツランドSUGOでも公式スケジュール開幕前の金曜走行が組まれることになったという。
第4戦、第6戦での専有走行日程は以下のとおりだ。
8月22日(金)15:25~16:25 ツインリンクもてぎ
9月26日(金)16:00~17:00 スポーツランドSUGO