9日にイギリスのドニントンパークで行われたフォーミュラEの合同テスト3日目は、e.ダムスのセバスチャン・ブエミがトップタイムをマークした。
3日にスタートした合同テストが週末を挟んで再開。3日目となるこの日は、多くのチームがバッテリーのマネジメント作業およびレースシミュレーションに取り組んだ。
トップタイムは、先週からの好調を維持するe.ダムス・ルノーのブエミがマークした。28周を走ったブエミは前回のテストでアプトのルーカス・ディ・グラッシがマークしたベストタイムを100分の6秒上回ってみせた。
2番手は、前回同様チャイナ・レーシングからエントリーした元F1ドライバーのジェローム・ダンブロジオでトップのブエミとはコンマ1秒差。最初の2日間でブエミとトップを分け合ったディ・グラッシのタイムをコンマ2秒ほど上回った。
ベンチュリのステファン・サラザンが4番手。この日はニック・ハイドフェルドが走らず、サラザンひとりで65周を走破。5番手にはバージンのハイミ・アルグエルスアリがつけた。
ヤルノ・トゥルーリはトップから1.255秒差の10番手。チームメイトを務める女性ドライバーのミケーラ・セルッティは、トゥルーリから1.4秒差の13番手となっている。
アムリン・アグリは、2日目のテストにも起用したGP2王者のファビオ・ライマーとレギュラードライバーのキャサリン・レッグを走らせたが、2台のベストタイムはいずれもトップから4秒以上も遅れるものだった。
テストは明日10日も行われる。