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仙台の小学校にGSR初音ミクBMW&スーパーGTドライバーが訪問

2014年07月10日 13:20  AUTOSPORT web

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仙台市立中野栄小学校で行われた『SUPER GT特別授業“自分づくり教育”キッズ☆ドリームエクスペリエンス』の様子
8日、宮城県仙台市宮城野区にある仙台市立中野栄小学校で、『SUPER GT特別授業“自分づくり教育”キッズ☆ドリームエクスペリエンス』という特別授業が行われ、昨年のGT300クラスで活躍したGSR初音ミクBMWが登場したほか、GTドライバー、関係者が訪れ子どもたちと接した。

 この特別授業は、『ニッポンを元気に!』をスローガンに掲げるスーパーGTが行っている東日本大震災の復興支援活動の一環で、震災をはじめとした災害や事故等で被災した子どもたちに、モータースポーツを通じてさまざまな支援を行っているレーシングドライバーの有志が結成した一般社団法人wheels、スポーツランドSUGO、GOODSMILE RACING & TeamUKYOのメンテナンスを担当するRSファインが協力して行われた。

 今回特別授業が行われた中野栄小学校は、東日本大震災の津波で校舎が使えなくなった中野小学校の子どもたちも通っており、両校の子どもたちを対象にして午前、午後の2部制で授業を行った。中野栄小学校にはGSR初音ミクBMWとともに、スーパーGTのセーフティカーとして使用されているニッサンGT-Rが持ち込まれたほか、wheelsメンバーの吉田広樹、吉本大樹、星野一樹、片岡龍也、佐藤晋也、山内英輝という6人のドライバー、TWS LM corsa BMW Z4の小林敬一監督、RSファインのメンバーが登場した。

 東京からクルマ1台で乗り付けたドライバーたちは、その疲れも感じさせない様子でトークを披露。自分たちの子どもの頃の夢やレーシングドライバーを目指したきっかけ、夢や目標をもち、それを叶えるために努力することの重要性を語った。

 また、校舎外の駐車場では、GSR初音ミクBMWを使ってRSファインの河野高男エンジニア、河野聡&駿佑メカニックによりタイヤ交換のデモンストレーションやエンジン始動など、レーシングカーの生の迫力を披露。子どもたちからは大きな歓声が上がった。

 ドライバーたちは子どもたちとともに給食を食べたり、ともに遊んだりとさまざまな形でコミュニケーション。最後には、wheelsの理事長を務める吉田広樹から7月19~20日に開催されるスーパーGT第4戦スポーツランドSUGOの観戦チケットの目録、サイン入りポスターやミニカーなどが贈呈された。