F1イギリスGPのクラッシュで足を負傷したキミ・ライコネンが、今週のシルバーストンテストへの参加を見送ることになった。
決勝レースのオープニングラップで大クラッシュを喫したライコネンは、およそ150マイル(240km/h)ものハイスピードでガードレールに接触、47Gというすさまじい衝撃を受けたが、幸いにも膝と足首にアザと打撲傷を負っただけですんだ。
しかしフェラーリは、2週間後のドイツGPに向け、ライコネンを休養させることを決定。8日から始まるシルバーストンテストは、フェラーリの育成ドライバーであるマルシャのジュール・ビアンキを走らせることを明らかにした。
ビアンキは、初日にピレリのタイヤテストも担当する開発ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサからマシンを引き継ぎ、2日目にフェラーリF14 Tを走らせることになる。
彼は、マルシャの初日テストも担当する。
なおフェルナンド・アロンソは、マラネロのファクトリーでシミュレータ作業に取り組み、テストデータとの照合を行うという。