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NASCAR第18戦:降雨短縮のデイトナ戦をアルミロラが制す

2014年07月09日 11:10  AUTOSPORT web

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NASCAR第18戦デイトナ 優勝したアリク・アルミロラ(フォード・フュージョン)
NASCARスプリントカップ・シリーズは6日、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(2.5マイルオーバル)でシーズン折り返しとなる第18戦の決勝レースが行われ、アリク・アルミロラ(フォード・フュージョン)が優勝を飾った。

 本来5日に決勝が行われる予定だった今回のレースだが、レースウィークの開始となる3日から降雨により練習走行がキャンセルされるなど雨にたたられることに。4日の予選も3セグメント制も降雨のため短縮となったほか、6日に延期された決勝レースも最終的には降雨のため赤旗終了となった。

 雨に翻弄される形となった今季2度目のデイトナ戦では、降雨によるものに加え、2度の多重クラッシュによって合計3度の赤旗中断が発生。レースは、この2度のクラッシュを回避した7台ほどがトップを争う展開に。15番手からスタートしたアルミロラは、2度のクラッシュの前方を走行していたため順調に走行し、112周で終了となったデイトナ戦で今季初勝利を挙げた。

 2位には予選30番手と沈んだブライアン・ヴィッカーズ(トヨタ・カムリ)、そして3位のカート・ブッシュ(シボレーSS)は40番手からのトップ3入りを果たした。

 なお、4日にデイトナで第16戦の決勝レースが行われたネイションワイド・シリーズでは、終盤に発生したクラッシュで最後はスプリントレースとなる中、ケイシー・ケイン(シボレー・カマロ)が優勝を果たしている。