2014年F1イギリスGPの日曜決勝で、ウイリアムズのフェリペ・マッサはリタイアを喫した。
フェリペ・マッサ 決勝=リタイア
「本当に厳しい週末だった。スタートは大失敗だったけれど、すぐに前に追いつき、数コーナーの間に何台か抜くことができた。クルマのフィーリングは最高だったよ。でもその時、アクシデントが起きたんだ」
「キミ(・ライコネン)がコースを横切ってきて、避けるのは完全に不可能だった。残念なことにマシンのダメージが大きすぎてレースを続けられなくなった」
「幸い僕は向きを変えたけれど、そうでなければもっとひどい事故になっていた可能性もある。キミが無事であることを願っている。でも僕自身にとっては忘れてしまいたい週末になった。自分のグランプリ200戦目をこんなレースにするつもりはなかったのに」
「(ライコネンはもっと慎重にコースに復帰することができたはずだと思うかと聞かれ)それは間違いないね」
「キミはコースからはみ出した。彼はおそらくスタート直後に何台か抜いて、バトルをしていたから、コースに復帰する時にポジションを落としたくなかったんだ」
「ついてないことにバンプに乗ってマシンのコントロールを失ってしまった。でもそうなったのは、ポジションを全く失いたくないと思ったからだ」
「フリープラクティスの時なら後ろに下がるが、レース中だとできるだけ早くコースに復帰しようとする。彼がまさにそうで、そうしてコントロールを失った」
「彼が僕のクルマに向かって突っ込んできて、どうしていいか分からなかったから、完全に右を向いた。僕のクルマは横を向いて、彼のクルマと当たった」
「彼が無事で嬉しい。47Gの衝撃だったと聞いた。恐ろしいね。僕のカナダのクラッシュは27Gだった」