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SCR第4ラウンドSUGO:AGE-AGE-458が連勝で王座獲得

2014年07月07日 11:20  AUTOSPORT web

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 2014年からスタートした新シリーズ、スーパーカー・レースシリーズ(SCR)の第4ラウンドが7月5日~6日にスポーツランドSUGOで行われ、NAORYU/佐々木孝太組AGE-AGE-458が連勝を飾った。

 日本におけるGT3カーを中心としたジェントルマンによるレースを目指し、今季からスタートしたSCR。第1戦から毎戦GT3カーがエントリーしていたものの、今回の第4ラウンドではGT3カーの参戦はなし。カップカーを中心としたクラスIIが5台、アストンマーチン・バンテージGT4によるクラスIIIが1台と、合計6台のエントリーとなった。

 実質クラスIIが総合優勝争いとなったこともあり、今季クラスIIでは開幕から素晴らしい速さをみせてきたAGE-AGE-458が、予選から佐々木、NAORYUとも好タイムをマークしポールポジションを奪う。炙りや秀苑・シフト997GT-3が2番手に続き、石松PORSHE R.S.Rが3番手となった。

 迎えた5日の第7戦では、AGE-AGE-458を駆る佐々木が序盤からリードを広げると、NAORYUにバトンタッチ。最後は2番手以下に30秒強のギャップをつけ開幕から土つかずの7連勝を達成。佐々木は第2ラウンドを欠場していたこともあり、NAORYUがクラスIIのチャンピオンを決めた。

 2番手争いは炙りや秀苑・シフト997GT-3と石松PORSHE R.S.Rの争いとなったが、石松PORSHE R.S.Rが制し2位に。炙りや秀苑・シフト997GT-3が3位となった。

 翌6日の第8戦では、ポールポジションからスタートしたNAORYUのAGE-AGE-458がトップを守るも、5番手からスタートしたLibertyWalk 108 DIRECTION 997 GT3の白坂卓也が2番手に。激しいトップ争いとなるが、NAORYUはトップを守る。

 しかし、佐々木への交代時にNAORYUはピットレーン入口のホワイトラインカットのペナルティをとられてしまい、AGE-AGE-458は2番手に後退してしまう。これで8連勝の夢は潰えるか……と思われたが、佐々木は猛然とスパートすると、トップに立っていた石松PORSHE R.S.Rをパス。逆転で8連勝を達成した。3位は炙りや秀苑・シフト997GT-3となっている。

 SCRは次戦、8月2日~3日に岡山国際サーキットで開催される第5ラウンドで初年度の最終戦を迎える。