2014年F1イギリスGPの日曜決勝で、ケータハムの小林可夢偉は15位を獲得した。
小林可夢偉 決勝=15位
「まずまずのスタートを決めて、2台ほど抜きましたが、フェラーリがクラッシュするのが見えたので、彼を避けるためにコースを外れなければなりませんでした。ほとんど問題なく切り抜けることができて、ノーズにダメージはありましたが、その時点では他にダメージは見当たらず、問題なくリスタートできる状態でした」
「僕が一番気がかりだったのはキミのことで、キミの無事を確認したかった。大きなクラッシュで、僕は幸い避けることができましたが、彼も無事であることを願っています。最初に聞いた情報ではひどいケガはしていないということでした。そうであってほしいと思っています」
「セーフティカー先導の下でスタートし、チームメイトのすぐ後ろを走りました。彼がリタイアした後は、前のグループを追ってプッシュしました。スタート直後とマシンの感触がかなり変わっており、エアロバランスが変化し、ダウンフォースが低下したのは明らかでしたが、全力でプッシュし続けました」
「最初に履いたミディアムタイヤは長持ちし、18周目に最初のピットストップをしてハードタイヤに換えました。そのタイヤセットの感触はとてもよかったですが、それ以降はほとんど単独走行をすることになりました。前のグループとのギャップはあまりにも大きくて追いつくことができず、後ろの(マックス・)チルトンはずっと後ろだったので、ただただマシンを無事にチェッカーまで持っていくことに集中しました」