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メカアップデート:フォースインディア、限られた予算での効率的進化

2014年07月06日 15:30  AUTOSPORT web

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フォースインディアの新旧ノーズ。上が新タイプ、下が旧タイプ
土曜日の予選でニコ・ヒュルケンベルグが今シーズン自己ベストの4番手を獲得したフォースインディア。フォース・インディアというと、タイヤマネージメントに長けたレースに強いというイメージがあるが、実は限られた予算の中で、しっかりとマシンをアップデートしており、それが予選一発のでのパフォーマンス向上にもつながっている。

 例えば、2台揃って入賞を果たした前戦オーストリアGPでは、フロントウイングのステー部分の形状をモディファイしてきた。第7戦カナダGPまでのステー(写真下段のタイプ)はほぼ垂直に伸びていたが、オーストリアGPから投入された新ステー(写真上段のタイプ)は、前方斜め下へ緩やかにRを描いた形状に変化している。これにより、空気抵抗が軽減され、効率良くダウンフォースを得られるようになった。
(尾張正博/F1速報)