2016年のF1デビューを目指しているジーン・ハースが、フェラーリとの技術的なパートナーシップの実現に向けて、さらなる進展を果たした。
3日、フェラーリは、ジーン・ハースが代表を務める北米最大の工作機械メーカー「ハース・オートメーション」と、今シーズンおよび2015年のオフィシャル・サプライヤー契約を締結したと発表した。
今回の契約が2016年のハースF1とフェラーリの正式なタイアップを保証するものではないが、同社のタイトル支援を受けるハース・フォーミュラLLCとマラネロとの交渉が順調に進んでいることがうかがえる。
「ここ数カ月にわたり、我々は共同作業におけるいくつかの潜在的エリアをハースと共に探ってきた。今回の合意は我々が追求している直接の機会であり、F1に対するハースの関心を証明するものだ」と、フェラーリのチームプリンシパル、マルコ・マティアッチが語っている。
「ハースは自チームでF1に参戦することを約束済みであり、技術面の協議が我々の間で進行している」
契約はイギリスGPから即時有効となり、今週末にフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンがドライブするF14 Tのサイドポッドにハースのロゴが掲げられる。