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横浜市内の中学校にスーパーGT500マシン&ドライバーが登場。特別授業行う

2014年07月04日 15:40  AUTOSPORT web

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横浜市立汐見台中学校で特別授業を行ったGT500ドライバー、エンジニアたち
3日、神奈川県横浜市磯子区の市立汐見台中学校で、スーパーGT500クラスに参戦するレクサス、ニッサン、ホンダの3メーカーのマシン、ドライバー、そしてエンジニアが訪問しての特別授業が行われた。

 この特別授業は、スーパーGTと横浜市が協力して行っている横浜の水源を守る活動“水源エコプロジェクト W-eco・p”の一環として行われたもので、中学生たちに職業への夢、キャリアへの意識を持ってもらい、さらに環境への意識を高めてもらう教育を行うというもの。

 汐見台中の体育館と校庭で行われた授業には、同中学校の504名の生徒と、すぐそばにある横浜市立浜小学校の6年生79名が集合。そこへMOTUL AUTECH GT-Rの松田次生と吉田昌信エンジニア、ARTA NSX CONCEPT-GTの松浦孝亮とホンダ渡邊昇エンジニア、DENSO KOBELCO SARD RC Fの石浦宏明とTRD湯浅和基開発室長が登場した。

 FMヨコハマの番組『MORNING STEPS』でおなじみのパーソナリティ-、栗原治久さんの司会でドライバーとエンジニアたちは、なぜレーシングドライバーになったのか、レーシングカーエンジニアになったのか、どうしたらなれるのか等のトークを披露。また、現代のレーシングカーが培う環境に配慮した最先端技術を説明した。

 また、校庭には3人のドライバーたちがそれぞれ所属するチームのGT500マシンが登場した。09規定のMOTUL AUTECH GT-R、DENSO KOBELCO SARD SC430に加え、最新の14年規定ARTA NSX CONCEPT-GTも登場。ドライバーたちが自らレーシングカーに説明したほか、サプライズでマシンに生徒たちを乗せたり、カーボンでできたGT-Rのボンネットを女子生徒が持ち上げ軽さに驚いたりと、生徒たちにも興味深い授業になった様子。

 イベントに参加したドライバーたちもいい刺激を受けた様子で、“特別授業”は大きな盛り上がりをみせて幕を閉じた。