ぐずついた天気が続く梅雨の季節も、お気に入りのレインブーツがひとつあるだけで気分が変わるもの。
でも、勢い込んでブーツで家を出た日に限って、予報は空振り。晴天の下をちょっと恥ずかしい思いをしながら帰る、なんて経験は誰しもあるはず。
それでは、レインブーツを持って出かけてしまってはどうだろう。あまり現実的でない話のようだが、そんな方法があるのだ。
バルセロナのデザイナーEstel Alcarazさんは、このほど折りたたんで持ち運びができるレインブーツ“Sardines”を生み出した。
数年前のある雨の夜、レインブーツを持っていなかったAlcarazさんは、靴下の中までぐしょぐしょになりながら、やっとのことで家に辿り着いた。
家に帰ったちょうどそのとき、潰されたペットボトルが目に入り、どうしてレインブーツはペットボトルのようにサイズを小さくすることができないのか、とアイデアがひらめいたそう。
“Sardines”は、レインブーツを脱いで、丸めて、ストラップで止めるだけでコンパクトに。
今までありそうでなかった、面白いアイデアだ。
“Sardines”は、リサイクル可能な特殊なポリウレタンを用いるなど、環境にも最大限配慮しているとのこと。
これは市販されたら、ぜひともすぐに手に入れたいところ。
急な大雨にも、ひとりニヤリとしちゃうかも。
Sardines, wellington boots that can be rolled up and stuffed in a bag
http://estelalcaraz.com/2014/07/01/sardines-wellington-boots/