ケータハムの小林可夢偉は、今週末のイギリスGPでは前戦オーストリアよりさらに一歩前進し、いい週末を送れることを期待していると語った。
オーストリアで可夢偉は、セットアップでそれまでとは異なることを試し、それが改善につながったとして、シルバーストンではさらなる向上が見られるとの期待を示していた。
イギリスGPを直前にして、可夢偉は改めてシルバーストンではさらに前とのギャップを縮めることを目指すと述べた。
「イギリスGPは僕らにとってふたつめのホームレースです」と可夢偉。
「たくさんの理由から、イギリスGPは皆に愛されています。ドライバーにとっては、クラシックサーキットのひとつで、素晴らしいチャレンジに立ち向かうことができます。ファンもこのグランプリが大好きですね。イギリスにはF1ファンがとても多いんです。イギリスのモータースポーツファンがあまりに熱狂的なのには、いつも驚かされます。彼らを見ていると僕も興奮しますし、それもここが好きな理由のひとつです」
「レース自体の話をすると、当然、オーストリアGPから学び前進することを目指します。オーストリアの後、ファクトリーでメンバーたちとじっくり話をしました。金曜には最初から優れたベースラインセットアップを用意してそこから作業をスタートできると思います」
「オーストリアで集めたデータを細かくチェックすることができたので、ギャップをさらに縮めるべき箇所は分かっていますし、それを目標にしています」
「前回のレースでは信頼性に向上が見られました。シルバーストンサーキットの特性からしても、いい週末を送れる可能性があると思っています」
「何が起ころうと、ファンはすべての瞬間を楽しんでくれると思います。僕らの目標は、グリーンのウエアを着た人たちの応援に応えることです」