写真うだるような夏の暑さはつらいけれど、オフィスや電車の強すぎる冷房も悩みの種。乾燥の季節はまだまだ先なのに、エアコンのせいでお肌はガサガサ…これではお気に入りのネイルまでくすんで見えてしまいそう。
「ネイルを美しく見せるためには、爪のお手入れだけでなく、ハンド＆フットのスキンケアも大切に。お気に入りのボディスクラブ剤とボディクリームを用意するだけで簡単にできる、週1回のスペシャルケア方法をご紹介します」
お話を伺ったのは、マニキュアリストの東條汀留さん。自宅で簡単にできる、東條さんおすすめの集中スキンケアを今すぐ始めよう！
■ハンドケア方法
（1）ひじから手首までまんべんなくスクラブ剤を塗り、軽くこすりながらなじませる。
（2）ひじを包むようにしながら、手のひらでクルクルとスクラブ剤をなじませる。
（3）スクラブ剤を塗った上からラップを巻く。そのまま5～10分間程度おき、洗い流す。
（4）水分をふき取り、ひじから手の甲、指先までたっぷりボディクリームを塗る。もう片方の手で腕をつかむようにして、ひじから手首に向けて、気持ちいいと感じる程度の力で圧迫しながら滑らせる。
（5）手首から手の甲に指を滑らせて、手の甲を刺激する。（4）と同じくらいの力をかけながら、手の骨の間から指先に向けてこするように。
（6）指の根元から指先に向けて、押しながら引っ張るように、指1本1本を刺激する。
ケアは入浴後、肌が十分に柔らかくなった状態で行おう。ひざ下フットケアも、ハンドケアと同じ手順で行えばOK。角質が厚くなりがちなひじ、ひざ下部分、かかとは特に丁寧にケアしよう。
「スクラブで余分な角質を取り除いたあと、マッサージするようにボディクリームを塗ることで、血行がよくなりますし、ボディクリームの栄養成分や保湿成分の浸透力も高まります。ただ、スクラブ剤でゴシゴシこすりすぎると、その刺激によって肌の角質がより硬く、厚くなってしまうので気をつけましょう。また、スクラブによって粒の粗さはさまざまあるため、選ぶときには注意が必要。特にハンドケアは、肌を傷つけないように、粒が細かいものを使うようにして」（同）
週1回の集中ケアなら気軽に続けられそう！ 自慢のネイルが映える、透き通るようなすべすべ美肌を手に入れよう。
東條汀留（とうじょうてる）マニキュアリスト。1978年よりキャリアをスタートさせ、1991年、後進育成のためロングルアージュネイルカレッジ（現・タアコバネイルカレッジ）を開校。2002年、「TAACOBA」銀座本店をオープン以降、7店舗を展開。爪本来の役割に着目し、日本人に合った独自のネイルケアやネイル理論を確立。基本のネイルケアの大切さを提唱し、卓越した技術と感性で多くの支持を集め、メディアなどで幅広く活躍している。著書に『大人の上品美爪塾』（講談社）や『ネイルの教科書－ケアで爪は生まれ変わる－』（NHK出版）などがある。【オズモール】
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