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「資金難のチームはF1から去れ」。エクレストン、フェラーリらの3台体制案を検討

2014年07月02日 18:40  AUTOSPORT web

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2014年中国GP キミ・ライコネン(フェラーリ)、マーカス・エリクソン(ケータハム)
F1の商業面のボス、バーニー・エクレストンは、経済的に苦しい小規模チームはF1から去るべきであり、ビッグチームを3台体制で走らせたいと述べた。

 先週、エクレストンは、財政難に陥っているチームが撤退するのは仕方がないことであり、残念には思わないと断言した。

 現在F1ではいくつかのチームが財政的に厳しい状態にあり、コスト削減のための手段について検討が続けられている。
 参戦チーム数が11チームから減ることを心配しているかと聞かれたエクレストンは、それを否定した。

「実際のところ嬉しいね。ポーカーのようなもので他のプレイヤーのことは分からない。だが彼らはゲームに参加すべきではないのかもしれない。余裕がないのであればこのビジネスに加わるべきではない」


 さらに今週、エクレストンは、Gazzetta dello Sportのインタビューにおいて、小規模チームが財政的に苦労しながら参戦し続けるよりも、人気のあるチームが3台走らせる方が理にかなっていると主張した。

「(小規模チームは)やめるべきだ。経済力がないなら去るしかない」とエクレストン。
「私はF1でチーム数を8チームにしてそれぞれが3台ずつ走らせるというアイデアを持っている」

「3台目のフェラーリとケータハムのどちらがいいか? フェラーリならアメリカで新しいスポンサーを見つけることもできるし、アメリカ人ドライバーを乗せることもできる。素晴らしいじゃないか」

「ケータハムは多額の投資を行ってきたがまだ足りない。そのためにペイドライバーを探している。何のためにそんなことをしている? 全く力を発揮できていないのに」