F1の商業面のボス、バーニー・エクレストンは、経済的に苦しい小規模チームはF1から去るべきであり、ビッグチームを3台体制で走らせたいと述べた。
先週、エクレストンは、財政難に陥っているチームが撤退するのは仕方がないことであり、残念には思わないと断言した。
現在F1ではいくつかのチームが財政的に厳しい状態にあり、コスト削減のための手段について検討が続けられている。
参戦チーム数が11チームから減ることを心配しているかと聞かれたエクレストンは、それを否定した。
「実際のところ嬉しいね。ポーカーのようなもので他のプレイヤーのことは分からない。だが彼らはゲームに参加すべきではないのかもしれない。余裕がないのであればこのビジネスに加わるべきではない」
さらに今週、エクレストンは、Gazzetta dello Sportのインタビューにおいて、小規模チームが財政的に苦労しながら参戦し続けるよりも、人気のあるチームが3台走らせる方が理にかなっていると主張した。
「(小規模チームは)やめるべきだ。経済力がないなら去るしかない」とエクレストン。
「私はF1でチーム数を8チームにしてそれぞれが3台ずつ走らせるというアイデアを持っている」
「3台目のフェラーリとケータハムのどちらがいいか? フェラーリならアメリカで新しいスポンサーを見つけることもできるし、アメリカ人ドライバーを乗せることもできる。素晴らしいじゃないか」
「ケータハムは多額の投資を行ってきたがまだ足りない。そのためにペイドライバーを探している。何のためにそんなことをしている? 全く力を発揮できていないのに」