スーパーGTシリーズをプロモートするGTアソシエイションは30日、スポーティングレギュレーションに従い実施されるスーパーGTシリーズルーキーテストについて、6月27日~28日に行われた鈴鹿公式テストでの合格者3名を発表した。
このルーキーテストは、スーパーGTに初めて参加するGT300クラスのドライバー、2シーズン以上スーパーGTに参加していないGT300クラスのドライバー、GTAより指名されたドライバーおよびチームが対象になるもの。このテストにパスしなければ、レースへの参加は認められない。
6月27日~28日に鈴鹿サーキットで行われたスーパーGT公式テストでは、3名のドライバーがルーキーテストに合格。ドライバーごとの複数周回の平均ラップタイムや走行マナー(スピンやコースアウトすることなく、連続して10周をレーシングスピードで安定して走行する)を材料に、GTAがスーパーGTのドライバーとして相応しい技術を保有しているか否かを総合的に判断した。
今回のテストでは、ル・マン24時間でニッサンZEOD RCをドライブ、鈴鹿テストでB-MAX NDDP GT-RをドライブしたGTアカデミー出身のウォルフガング・ライプ、86/BRZ Raceに参戦した谷口信輝に代わってグッドスマイル 初音ミク Z4のステアリングを握った河野駿佑、IWASAKI apr GT-Rをドライブした東徹次郎の3人が合格。今後スーパーGTに参戦することが可能になっている。