今年、トロロッソとルノーがインドアで不正なテストを行ったとの情報提供があり、FIAが調査を行っていたが、このテストは完全に合法だったと判断された。
今季開幕前にルノーがトロロッソと共に、オーストリアの施設でローリングロードにおいてフルサイズのマシンを使ってテストを行い、F1テスト規則を破ったとの匿名の手紙がFIA、フェラーリ、メルセデスに寄せられた。信憑性は低いと考えられたが、FIAは調査を行っていた。
FIAはトロロッソとルノーにテストの詳細を聞いた結果、このテストは完全に規則に従ったものであるとの判断を下し、この件に関する調査を終了した。
ルノーのヘッド・オブ・トラックサイドオペレーション、レミ・タファンは、この問題が明らかになった際に、ローリングロードのテストを含まない、ダイナモテストを行ったに過ぎず、規則違反は犯していないと述べていた。
「我々はトロロッソに協力し、その時点での(ライバルたちへのパフォーマンス)ギャップを縮めるひとつの方法を試そうとした」とタファン。
「単に(ルノーの本拠)ビリー以外のダイナモでテストを試みただけだ」