カラフルで現代アートっぽいデザインのスニーカー。
ペンキで色を塗ったのかと思ってしまうが、これは、100%プラスチックごみから作られたものなのだ。
ロンドンの美大生であるCharles Duffyさん、William Gubbinsさん、そしてBilly Turveyさんが企画したこのプロジェクト。
題して「Everything you buy is rubbish(あなたが買うすべてのものは、ごみなのだ)」。
刺激的なタイトルだが、たしかに買ったものがいつか捨てられるのは事実。
現代の消費社会とごみの関係という、だれもが関わる問題を提起しているのだ。
プロジェクトはこのように行われた。
まず、ごみ廃棄場やテムズ川の河川敷などで、一つひとつ手作業でプラスチックごみを拾い集める。
集めたプラスチックはよく洗い、溶かしてプレス機にかけられる。
その後、靴型にあわせて丁寧に成形していくのだ。
靴ひもも、すべてごみだったプラスチックをヒモ状に編み込んで作ってあるというこだわりよう。
完成品を見ると、なんとも個性的に仕上がっており、コーディネートのポイントとしたいところ。
こんなエコでクールな仕上がりのスニーカー、実物をぜひ見てみたいものだ。
Vimeo
http://vimeo.com/92132180
Everything You Buy Is Rubbish
http://everythingisrubbish.co.uk/