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ブランパン耐久第3戦ポールリカール:千代組がクラス表彰台に

2014年06月30日 02:30  AUTOSPORT web

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ブランパン耐久第3戦でシリーズ参戦初の表彰台を得た千代(右)
ブランパン耐久シリーズ第3戦は28日、フランスのポールリカールで3時間の決勝レースが行われ、第2戦シルバーストンに続きガイ・スミス/アンディ・メイリック/スティーブ・ケイン組7号車ベントレー・コンチネンタルGT3が優勝。連勝を飾った。

 第2戦に続き42台のエントリーが集まったブランパン耐久第3戦。走り出しから好調だったのは、前週にニュルブルクリンク24時間を戦ったばかりのニッサンGTアカデミー・チームRJNの2台のGT-R。80号車GT-Rは赤旗の影響で上位タイムをマークできなかったが、ミゲール・フェイスカ/スタニスラフ・アクセノフ/千代勝正組の35号車GT-Rが、プロ-アマクラス2番手、総合4番手という好グリッドを得た。

 迎えた決勝レースでは、選手権リーダーであるARTグランプリの99号車マクラーレンが1周リタイアになってしまう波乱も。一方で、僚友98号車マクラーレンを駆るアルバロ・パレンテがレースをリードしたが、そこに7号車ベントレー、そして千代の駆るGT-Rが続いていった。

 しかし、その後7号車ベントレーが98号車マクラーレンを逆転。夕暮れ時に行われた3時間レースを制し、第2戦シルバーストンに続き連勝を飾った。98号車マクラーレンが2位で、HTPモータースポーツのメルセデスベンツSLS AMG GT3勢が85号車が3位、84号車が4位という結果となった。

 プロ-アマクラスでは、最終的にTDSレーシングのヘンリー・ハシード/ニッキー・キャツバーグ組BMW Z4 GT3が優勝。千代組の35号車GT-Rは3位という結果となったが、今季からブランパン耐久に参戦を開始している千代は初の表彰台で笑顔を浮かべた。