スーパーGTの鈴鹿公式テストは28日、走行2日目が行われ、午前はRAYBRIG NSX CONCEPT-GTがトップタイムを記録。午後はPETRONAS TOM'S RC Fが首位となった。GT300クラスは午前がグッドスマイル 初音ミク Z4が、午後はシンティアム・アップル・MP4-12Cが首位となっている。
早朝こそ霧雨が舞っていたものの、セッション開始が近づくにつれて雨が上がり、迎えたスーパーGT鈴鹿テストの2日目。ただ走り出しはウエットで、序盤ARTA NSX CONCEPT-GTがコースアウトし、赤旗が提示されるシーンも。
その後少しずつレコードラインは乾いていき、開始50分となるとスリックのタイムが上回るように。その後ヘアピンでWedsSport ADVAN RC Fがストップしたり、1時間40分の時点でEpson NSX CONCEPT-GTがコースアウトし赤旗となるなどする中、午前のトップを奪ったのはRAYBRIG。S Road MOLA GT-Rが2番手、ZENT CERUMO RC Fが3番手と3メーカーの車両がトップ3を占めた。
GT300クラスは、河野駿佑が乗り込むグッドスマイル 初音ミク Z4がトップに。OGT Panasonic PRIUSが2番手につけた。
午後は多くのファンが見守る中かなり気温もあがり、汗ばむほどの陽気に。セーフティカー訓練からスタートしていった。しばらくセッションは順調に進んでいったが、午後の途中から計時システムにトラブルがあり、正確なタイムが表示されなくなった。
一時ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GTを駆るフレデリック・マコウィッキのタイムが午後の首位となったかに思われたが、最終的にトップとなったのはPETRONAS。午前トップのRAYBRIGが2番手、午前のトラブルを解消したWedsSport ADVAN RC Fが3番手につけた。