アムリン・アグリ・フォーミュラEチームは27日、イギリス人女性ドライバーのキャサリン・レッグをフォーミュラEのドライバーとして起用することを発表した。
日本のチームとして、今年9月に開幕するFIAの新電動フォーミュラカー・シリーズ「フォーミュラE」にエントリーしていたスーパーアグリが、2014/15シーズンを戦うドライバーとしてレッグを起用することを発表した。
さらにチームはメインスポンサーとして、イギリスの保険大手「Amlin(アムリン)」を迎え、「アムリン・アグリ・フォーミュラEチーム」へと改名、イギリスチームとして新たなスタートを切ることになった。
チームは、2006年から2008年までF1に参戦したスーパーアグリのチーム代表、鈴木亜久里氏がエグゼクティブ・チェアマンを務めるが、実際の活動はスーパーアグリF1時代にテクニカルディレクターを務めたマーク・プレストンと、チーフデザイナーだったピーター・マックールが指揮することになっている。
今回、チームのドライバーに決まった女性ドライバーのレッグは、これまでインディカーなどをドライブしてきたほか、2008年からはドイツツーリングカー選手権にも参戦。また2005年にはミナルディでF1テストも経験している。近年は、デルタウイングのドライバーとしてALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)にも出場してきた。
「これは私にとって 本当にエキサイティングな機会です」と、レッグは語っている。
「マシンはファンタスティックで、とても素晴らしく見えます。そして、非常に速いです」
「世界の主要な都市の公道でレースをすることは驚くべき経験であり、多くの人々がレースに触れる素晴らしい機会になると思います」
また、チームを指揮するプレストンも、次のように語っている。
「アムリンの専門知識と我々のレース経験は、有力なコンビネーションになるだろう」
「フォーミュラEは非常にエキサイティングで過酷なチャンピオンシップだ。だがそれが興味深く新たな次元をこのスポーツにもたらすと思っているよ」
Twitter:https://twitter.com/Amlin_Aguri
公式サイト:http://www.amlin-aguri.com