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マクラーレン、バトンの残留に関し「何とも言えない」。来季ドライバー決定はまだ先

2014年06月27日 17:40  AUTOSPORT web

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2014年中国GP ジェンソン・バトン、ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)
マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、2015年のドライバーラインナップに関しては、「あらゆる戦略を検討中」であり、決定するのはまだ先の話であると語った。

 昨年から不振を抜け出せずにいるマクラーレンは、メルセデスからホンダのワークスパワーユニットにスイッチする2015年に大きな期待を抱いている。

 イギリスの一部メディアは、来年マクラーレンはフェルナンド・アロンソを獲得して戦いたいという希望を持っており、ルイス・ハミルトンにも目を向けていると報じ、今季末で契約が切れるジェンソン・バトン、あるいは今年デビューしたばかりのチームメイト、ケビン・マグヌッセンが離脱することになるかもしれないと推測している。


 今週行われたマクラーレンのインタビューイベントにおいて、2015年に向けてバトンとの契約を延長する予定かと聞かれたブーリエは、まだ何も決定していないとして明言を避けた。

「その質問に対しては、イエスとも言えないし、ノーとも言えない」とブーリエは答えたと、F1公式サイトが伝えている。

「幸運にも今のドライバーたちはふたりとも、今後も我々のチームで走ることを望んでいる」
「我々にはいくつか契約上のオプションがある。今後のドライバーラインナップを決めるのを急ぐつもりはない」
「将来に向け、あらゆる戦略を検討し、評価していく」

 バトンは来年の契約はまだ結んでいないと認めながらも、「マクラーレンが僕を来年取らない理由はないと思う」と述べている。