滑らかな曲線のフォルムに、ランダムに入った黒や青の模様が美しい花瓶。
このモダンなデザインの花瓶が、いったい何で作られているか分かるだろうか?
お気付きの人もいるかと思うが、なんと何百本もの“鉛筆”からできているのだ。
これらはフィンランド人アーティスト、Tuomas Markunpoikaさんの「Amalgamated」というシリーズ。
Markunpoikaさんは、「考えを形にし、希望やアイデアを描き出してくれる道具である“鉛筆”は、工芸やアートと切り離せないものだが、用途だけを見ていると、人は決して道具の美しさには気づかない」と話す。
鉛筆の六角形の形状は、別の鉛筆の一面を接着できるため、接着剤とプレス機で接着し、旋盤で加工し、最終的な作品として形成される。
Gallery FUMIにて、高さ30 cmのものが限定30個、45 cm のものは限定18個のみ販売とのこと。
だれもが驚くこの鉛筆製の花瓶、実物をぜひ見てみたいものだ。
Vimeo
http://vimeo.com/97725899
Studio Markunpoika
http://www.markunpoika.com/Amalgamated
Gallery FUMI
http://www.galleryfumi.com/Works/Vases-and-Vessels/