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元F1ドライバーのハイドフェルドがフォーミュラEに参戦

2014年06月27日 06:30  AUTOSPORT web

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ニック・ハイドフェルドとステファン・サラザン
フォーミュラEに参戦するベンチュリ・グランプリは26日、元F1ドライバーのニック・ハイドフェルドとステファン・サラザンを新シーズンのドライバーとして起用することを発表した。

 元F1ドライバーのハイドフェルドは、すでに今月始めにドニントンで行われたフォーミュラEのシェイクダウンテストに同チームから参加、新車スパーク・ルノーSRT_01Eでの走りを経験している。

 彼は現在、レベリオン・レーシングの一員としてFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦しているが、今年9月に開幕するフォーミュラEのドライバーとして、2011年のF1(ロータス・ルノーGP)以来となるシングルシーター復帰を果たすことになった。

 そのハイドフェルドのチームメイトとなるのは、同じくWECでトヨタ・レーシングのドライバーを務めるステファン・サラザンだ。現在38歳のサラザンは、1999年にミナルディから1戦だけF1に出走した経験を持っているが、それ以外にもWRC(世界ラリー選手権)やWECなど、そのキャリアは多才。今年のル・マン24時間では、中嶋一貴のチームメイトとしても活躍した。

 ふたりの起用を発表したベンチュリ・グランプリは、ハリウッドスターのレオナルド・ディカプリオが共同オーナーを務めることでも知られている。