リビング、庭先、あるいは駐車場…、さまざまな場所で、人が派手にひっくり返っている!?
見ていると、思わず笑みがこぼれてしまいそうなこの写真シリーズは、イタリアのフォトグラファーSandro Giordoanさんの作品。
写真の中の人々は、まさに今しがた転倒したような不格好な姿で、周りには手に持っていただろうモノをぶちまけている。
一方で、コメディのように騒々しく転倒しながらも、みな手に持っているものを必死に守ろうとしていたように見える。
これらの作品には、実は物質主義に対するGiordoanさんの想いが込められており、“現代人はただ存在するだけでは十分とされない生活に疲弊しきっており、それゆえ自らを守ることができないのだ”とのこと。
一見、陽気さを極めたこのシリーズだが、込められたメッセージにも考えを向けると、また違った見方ができそう。
Instagramには、順次新しい作品がアップされていくので、あわせてチェックしてみよう。
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