マツダは、6月26日~29日にイギリスで開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、今季誕生から25年を迎えるマツダMX-5(ロードスター)の25周年記念車を発表する。
1989年にアメリカで販売がスタートしたマツダ・ロードスター/MX-5は、軽量コンパクトなオープンスポーツとして世界中で愛され、“世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー”としてギネスブックの認定も受けている。また現在も生産が続けられる人気のスポーツカーだ。
そんなロードスター/MX-5は今年が発売開始から25周年ということもあり、モータースポーツ界でも多くのイベントが用意されている。6月はル・マン24時間耐久レースで、ドライバーズパレードの大トリを飾り歴代ロードスターがパレードしたほか、ニュルブルクリンク24時間にはMX-5が参戦。最終的にクラッシュによりリタイアとなったものの、GT3カー等に混じって走る姿は多くの歓声を浴びた。
このル・マン、ニュルに続くイベントとして26日~29日に開催されるのが、イギリスのチャールズ・マーチ卿の広大な私有地を使って行われるモータースポーツイベント、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード。ヒストリックカーはもちろん、最新のレーシングカーや市販車も走行するイベントだ。
ここでマツダは、マツダ2のコンセプトカー、マツダ3、6、CX-5など最新のスカイアクティブ・テクノロジーを展示するほか、ロードスター/MX-5の25周年を記念したモデルを発表する。『マツダ・ロードスタークーペ 2リッター 25周年アニバーサリー』と名付けられたMX-5は、イギリスで750台限定で発売されるという。
この展示と同時に、過去のMX-5限定車やロータス・エラン、MGミジェットなど、オープンライトウェイトスポーツカーが展示されるという。