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弱い爪の原因は甘皮に!? 甘皮処理のススメ

2014年06月26日 00:01  オズモール

オズモール

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割れる、折れやすい…弱い爪が心配で、ネイルは諦めがち。そんな悩みを抱える女子に朗報! 指先のおしゃれ、まだ諦めないで。  「なかには極端に弱い爪をもつ方もいますが、基本のケアをきちんとすることで強く健康的に生まれ変わることができます」 そう話すのは、マニキュアリストの東條汀留さん。 「ネイルケアのなかでも、健康美爪を作るのに最も重要なプロセスは甘皮処理です。本来甘皮は、爪根元の白い半月部分を守る役割がありますが、余分な甘皮が爪に張り付いていると、爪が伸びる力に引っ張られて裂けてしまい、ささくれの原因に。また、オイルやハンドクリームを塗っても、栄養成分や保湿成分が爪に浸透しづらくなってしまいます」(同) これから生えてくる爪を健康に保つのに欠かせない甘皮ケア。自宅で手軽にできるケア方法をしっかり押さえておこう! ●甘皮の処理方法 甘皮処理は1週間~10日に1回程度が理想的。必要以上に取り除くと炎症の原因になるので気をつけよう。 (1)38度くらいのぬるま湯に、10~15分間ほど指先を浸け、爪をふやかす。 (2) ぬるま湯に浸して軽く絞ったガーゼをひとさし指に巻きつけ、爪の真ん中あたりに円を描くように動かし、爪表面の薄い膜をやさしくこすり取る。さらに爪の根元に向けて動かし、甘皮を押し上げるような感覚で爪をこする。 (3) ぬるま湯で爪の汚れを落とす。 (4) 摩擦で出来たささくれのような甘皮部分は、爪切りや爪用のはさみ(ニッパー)でカットする。 (5)爪根元を中心にオイルを塗り、すりこむように浸透させる。 できれば(5)の保湿の前に、ナチュラルバッファーと呼ばれる爪みがきで爪表面を滑らかに整えておこう。数百円程度で手軽に購入できるので、長さを整えるための爪やすりと併せてそろえておくと◎  また、内側から健康的な爪を作るためには、髪や肌と同じようにコラーゲンやたんぱく質を摂取するとグッド。8割がゼラチン質でできているマシュマロや、コラーゲンとたんぱく質の両方を含む鶏肉や魚などがおすすめ! 爪の状態を心配してネイルをためらうのはもう終わり。正しい甘皮処理&美爪食材で、いつでもネイルを楽しめる、強く健康な爪を手に入れよう! マニキュアリスト。1978年よりキャリアをスタートさせ、1991年、後進育成のためロングルアージュネイルカレッジ(現・タアコバネイルカレッジ)を開校。2002年、「TAACOBA」銀座本店をオープン以降、7店舗を展開。爪本来の役割に着目し、日本人に合った独自のネイルケアやネイル理論を確立。基本のネイルケアの大切さを提唱し、卓越した技術と感性で多くの支持を集め、メディアなどで幅広く活躍している。著書に『大人の上品美爪塾』(講談社)や『ネイルの教科書-ケアで爪は生まれ変わる-』(NHK出版)などがある。【オズモール】