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レッドブル、ルノーのパフォーマンスは「受け入れがたい」

2014年06月24日 23:00  AUTOSPORT web

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レッドブル・レーシング代表のクリスチャン・ホーナーは、ルノーが供給するパワーユニットについて、現状のパフォーマンスおよび信頼性は「受け入れがたい」と述べ、更なる改善を要求した。

 昨年のF1チャンピオンチームは、ホームレースのレッドブルリンクでセバスチャン・ベッテルがスタート直後にパワーユニットのトラブルを発症、前戦カナダGPを制したダニエル・リカルドも上位争いに絡むことができず、8位でレース終えた。

 彼らは、ルノーがパワーユニットのポテンシャルをどれだけ示すことができるか、この週末に最終期限を設けていたが、ホーナーは現状のパフォーマンスについて、ためらうことなくこう語った。
「我々の現状にはフラストレーションを感じている」とホーナー。
「確かにルノーとは多くの成功を収めてきた。ルノーパワーでたくさんのレース、チャンピオンシップ制覇を成し遂げてきた。しかし現状の状況は改善されていない」

「信頼性は受け入れがたいし、パフォーマンスもそうだ。ルノーは変わる必要があり、このままの状態を続けていくことはできない。それはルノーにとっても、レッドブルにとっても良くないことだ」

「我々はパートナーとして共に働く必要がある。来年のマシンに別のエンジンが載ることはないだろうが、我々はコンペティティブかつ上位を走りたいと考えている」

 ホーナーは、ルノーに求めた変化の詳細を問われると、「今行われていることはすべて機能していない。何か起こす必要がある」とコメント。
「我々はエンドユーザーであり、我々のビジネスでなければ、我々の責任でもない」
「いるべき場所にいないのは、まさにフラストレーションだよ」

 これに対し、ルノーのロブ・ホワイトは、レッドブルの不満を共有していると述べる一方で、ルノーとしても改善の道筋を計画立てて進めていると、自らの主張を譲っていない。