連日ワールドカップ・ブラジル大会が世界的な盛り上がりを見せている。
深夜や早朝に行われる試合を観戦し、寝不足に悩まされている人もいるのでは?
そんななか、この世界的イベントに先だち公開された、「Post Match Series(ポスト・マッチ・シリーズ)」 というサッカーを題材にしたアート作品が、注目されているという。
手がけたのは、“現代サッカーの母国”とも言われる、イギリスのアーティスト、Leo Fitzmauriceさんだ。
私たちが日常的に目にするものを、独自の視点と発想で予想外のアート作品に仕上げることで定評のあるFitzmauriceさん。
あるとき、道端に捨てられている“あるゴミ”が、サッカーのユニフォームに似ていることに気がついたという。
そのゴミとは、タバコの空き箱。
800以上の空き箱を収集した彼は、それらを破き、形を整え、ユニフォームそっくりの形を生み出した。
作品を見てみると、胸の前あたりに来る銘柄の名前が、まるでユニフォームのスポンサー名のようだ(現実には、他のメジャースポーツと同じように、タバコのスポンサードは禁じられていることが多い)。
デザインやカラーもさまざまで、どれもかわいらしい。
それにしても、なんと多くの空き箱が捨てられていること。
ミニチュアなユニフォームを見て楽しむだけでなく、自分の身の回りの環境のことも考えさせられる作品だ。
コレクションはホームページから楽しめるので、そちらもどうぞ。
Leo Fitzmaurice
http://www.leofitzmaurice.com/page1.htm
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