2014年F1オーストリアGPの金曜プラクティスで、ケータハムのマーカス・エリクソンは22位/22位という結果だった。
マーカス・エリクソン フリー走行1=22位/2=22位
「FP1では、9周目に電気システムのトラブルが発生し、走行を切り上げることになった。ターン1を立ち上がった時にマシンが機能しなくなり、僕にはどうすることもできなかった。ガレージに戻ってきて、ERS-Hコントロールユニットに関係する問題が見つかったが、ランチタイムの間に修復してFP2までにクルマをまた走れる状態に戻すことができた」
「でもFP1の時点で早くもこのコースを走ることをとても楽しめていたんだ。昨日、エンジニアたちとコース下見をしてみて、このレッドブルリンクは最高のチャレンジになるだろうことが分かった。たった8周走っただけで、本当に楽しく感じたよ!」
「FP1はいつもそうだが、グリップがあまりなかった。それでもいいリズムを見つけ始めていて、その調子をFP2でも維持することができた」
「FP1で少ししか走れなかったので、FP2ではいつもより多くの仕事をこなす必要があった。最初はソフトタイヤで13周のランを行った。トラクションに多少問題があり、オーバーステア気味だったけれど、バランスはまずまずで、特に高速コーナーは割とよかった。いくつか変更をしてからスーパーソフトでの最初の走行に取り掛かった」
「そのタイヤセットでの最初の走行はそれなりにうまくいったが、最初に感じたのと同じトラクションの問題があり、低速、中速コーナーでオーバーステアだった。自己ベストタイムを出したラップでは最後のふたつのコーナーでトラフィックに遭い、大幅にタイムを失った。でも僕らが目を向けなければならないのは、主に中速コーナーでのオーバーステアがラップタイムに響いていたことだ」
「走行プランに従って作業を続け、今週末最初のロングランを行った。ソフトで走り始め、そのセットではデグラデーションの状態はとてもよく、タイヤが長持ちした。その後履いたスーパーソフトでもそうだった」
「午後はもちろん午前中よりうまくいき、全体的にまずまずのセッションだった。でも今夜、オーバーステアの問題を解決し、グリップを向上させるための作業に当たる必要がある。今年は金曜と土曜の間にうまく改善できているから、今回もそうできるように頑張るよ」