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マッサ、クラッシュのペレスに反省促す。「グロージャンの二の舞を避けるべき」

2014年06月20日 12:00  AUTOSPORT web

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2014年カナダGP決勝 クラッシュするセルジオ・ペレス
フェリペ・マッサは、カナダGPでのクラッシュに関し、セルジオ・ペレスは自分のミスを認めて2012年のロマン・グロージャンのように最終的に出場停止になるような事態を避けるべきだと語った。

 カナダGP決勝のファイナルラップ、セバスチャン・ベッテルを含む激しい3位争いの中でペレスとマッサが接触、両者は大クラッシュを喫してレースを終えた。カナダのスチュワードは接触の責任はペレスにあるとして、オーストリアでの5グリッド降格のペナルティを言い渡した。

 これに不満を持つフォース・インディアは、新たな証拠が出てきたとして再審議を要求、金曜にヒアリングが行われることになっている。

 マッサはレース直後、ペレスの行為は非常に危険であるとして激しく非難しており、オーストリアGPの木曜にもその考えを変えていない。マッサは、グロージャンを例に挙げ、このままペレスが反省しなければどんどん周りからの評価が下がり、今後もたくさんのペナルティを受けることになるだろうと語った。

 グロージャンは2012年にたくさんのアクシデントを繰り返し、ベルギーGPで激しい多重クラッシュを起こした後に1戦出場停止の処分を受けた。


「一番いいのは彼(ペレス)が受け入れることだ」とマッサ。

「以前、あるドライバーがたくさんの問題を起こし、スパで引き起こしたアクシデントの責任を問われて1戦出場停止になった。でも彼は学んだ」

「(ペレスが)必要なのは学ぶことだ。僕はミスをしたら一番に『僕のミスだ、申し訳ない』と言う。これまでずっとそうしてきた」

「でもそう考えない人もいる。彼のことは残念だよ。学んでくれるといいけどね。そうでないと今後たくさんのペナルティを受けることになる」

「病院で会った時の彼には本当にがっかりした。『あれは危険だ。君は学ぶ必要がある』と言ったら、彼は黙ってその場を立ち去ったんだ」

「(彼が話し合いたいというなら)話をするつもりだ。僕は彼とも他の誰とも問題を抱えてはいない。でも僕は悪いことは何もしていない。悪いことをしたのは彼だ。あれは危険だった。彼にとってもね」