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WTCC、ニュルブルクリンク・“ノルドシュライフェ”での開催を発表

2014年06月20日 05:20  AUTOSPORT web

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ニュルブルクリンクの北コース“ノルドシュライフェ”
FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)は19日、2015年にドイツ・ニュルブルクリンクの北コース、“ノルドシュライフェ”でシリーズの一戦を開催すると発表した。

 ニュルブルクリンク24時間の記者会見で明らかにされたノルドシュライフェのカレンダー入りは、1983年に世界スポーツカー選手権の第3戦として開催されたADAC 1000kmレース以来の同地での世界選手権イベントとなる。

 WTCCのプロモーターであるユーロスポーツ・イベントと24時間レースの主催団体であるADACノルトラインは、ノルドシュライフェのWTCC開催について3年契約で合意に達し、2011年までオッシャースレーベンが担ってきたWTCCのドイツラウンドを3年ぶりに復活させることになった。

 レースは、全長20km以上を誇るノルドシュライフェでの開催にあたり、60kmのレースを2回行う通常のフォーマットから、1回のピットストップを含む120kmレースへ修正する案をFIAへ申請するという。

「我々は、自動車レース史の記念碑となるこのイベントに取り組むため、FIAにスポーティングレギュレーションの改正を依頼した」と、ユーロスポーツ・イベントCOOのフランソワ・リベイロは語っている。
「WTCCドライバーの全員が、このアイデアに興奮しているよ」

 ラーダのジェームス・トンプソンは、「モスクワでそれが実現しそうだと聞かされていた」とコメントし、「素晴らしいレースになることを確信している」と述べている。