ミハエル・シューマッハーの家族が、彼の退院のニュースを喜ぶファンに対して感謝のメッセージを発表した。
2013年12月29日、シューマッハーはフランス アルプスのリゾート地メリベルでスキーをしている最中に転倒し、頭部に重傷を負った。彼はそれ以来、フランスのグルノーブル大学病院で人工的な昏睡状態に置かれ、回復に向けた治療を受けていた。
しかし今月16日、彼のマネジメントから声明が発表され、すでに昏睡状態にはないこと、リハビリのためにグルノーブル病院から自宅に比較的近いスイスのローザンヌ大学病院に転院したことが明らかになった。
このニュースを受け、F1関係者やファンらが喜びを表しており、シューマッハーのマネージャーを務めるサビーネ・ケームは17日、家族の代理で以下のような感謝のメッセージを発表した。
「皆様、本当にありがとうございます。前向きなエネルギーを持ってミハエルの回復を祈ってくださっている方々にお礼申し上げます。皆様の応援はミハエルにとって大変助けになっています」
シューマッハーはさらなる回復に向けてじっくりとリハビリに取り組んでいくことになるため、マネージャーは彼や家族のプライバシーを尊重するよう理解と協力を求めている。