ケータハムF1チームは、テストドライバーでケータハム・レーシング・アカデミーのメンバーであるウィル・スティーブンスを7月に開催されるシルバーストンでのF1合同テストで起用することを発表した。
イギリスGP翌週の7月8日、9日にF1合同テストが行われる。ケータハムはテスト初日の8日にスティーブンスがCT05を走らせることを発表した。
イギリス出身22歳のスティーブンスは今年フォーミュラ・ルノー3.5に参戦し、ここまでのところ優勝1回、その他の表彰台2回でランキング4位に位置している。彼はケータハムF1チームのシミュレーターの開発作業において中心的な役割を担っているということだ。
スティーブンスは2013年のF1若手ドライバーテストでケータハムのF1マシンを走らせた経験を持っている。
「2013年シルバーストンテストでF1マシンに乗ったが、今回再び走れることになって嬉しい」と2回目のF1テストの機会を得たスティーブンスは述べている。
「シミュレーターによってバーチャルカーでの経験はかなり積んでいるから、実際のマシンとの比較をするのがすごく楽しみだ」
「とても忙しい一日になるだろう。チームのためにできるだけいい仕事をし、これまでリーフィールドのシミュレーターで行ってきた作業を活用することに集中する」
ケータハムは、シルバーストン合同テストでの2日目に誰がステアリングを握るのかはまだ明らかにしていない。