進化を続けるデザインの世界。
2020年の東京オリンピックに向け、これから日本もさらにフューチャリスティックな建造物やプロダクトが街に溢れていくことが予想されるなか、このところ世界の若手デザイナーたちによる作品にもますます注目が集まっているようだ。
マケドニアの首都、スコピエ在住のニコラ・カングロフスキー氏も、建築・デジタルデザイン界における要注目デザイナーの1人。
彼が発表した最新作「Parametric Bike Stand(パラメトリック・バイク・スタンド)」は、“媒介変数(パラメーター)”をヒントに、優美な曲線を立体化した自転車用スタンド兼ベンチ。
車輪を、ランダムにベンチの隙間へ挟むことができるようになっている。サイクリング中に自転車を脇に停車させ、そのまま座ってひと休み…といったイメージだろうか。
カラーはブラック、ホワイト、ウッディのほか、2つの素材を組み合わせることも可能。
現在はまだ商品化されていないので、購入して自宅に…ということは難しそうだが、どちらかというとパブリックスペース向きの作品のようなので、近い未来、この休憩スペースがどこかの街に現れることを期待したい。
なお、ニコラ・カングロフスキー氏による、このほかの作品がご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
Behance
https://www.behance.net/Knikola