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ル・マン24時間:ピットレーンに高速移動のニッサンGT-Rあり

2014年06月14日 19:30  AUTOSPORT web

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サルト・サーキットのピットレーン上空にいる移動カメラ。GT-Rが被せられている。
第82回ル・マン24時間耐久レースは14日、いよいよ決勝レースの火ぶたが切られることになるが、決勝中はピットレーンで、ニッサンGT-Rが往復することになりそうだ。と言っても、そのGT-Rはピットレーンの上空にいる。

 今回のル・マン24時間では、アウディ、ポルシェとプロモーション合戦を展開しているニッサン。13日のドライバーパレードでも多くのGT-Rが走行したほか、パドックエリアにも多くの市販車のGT-Rが展示されており、まさにニッサンのフラッグシップカーとしてル・マンで存在感を示している。

 2015年からニッサンはLMP1への参戦を発表し、ニッサンGT-R LMニスモという車名で参戦することを明らかにしているが、今季はひと足お先にサルト・サーキットのピットレーンにGT-Rが登場した。と言っても、GT-Rがいるのはピットレーンの上空。決勝日からピットレーン上にはケーブル上を走る移動式カメラが登場したが、その上にラジコンのモデルと思われるGT-Rが被せられているのだ。

 おそらくニッサンGT-RニスモGT3のものと思われるが、ご丁寧にニッサン/ニスモのロゴ入り。日本でも決勝レースはJ SPORTSで中継されるが、高速移動する上空カメラの映像を見た時には、ぜひその上にGT-Rがいるとご記憶頂きたい。