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ウエーバー、F1初優勝の後輩リカルドに太鼓判

2014年06月12日 23:30  AUTOSPORT web

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マーク・ウエーバーは、F1カナダGPを制したダニエル・リカルドにとって、今回の初優勝がF1キャリアの大きなステップになると述べた。

 昨年までレッドブルをドライブしていたウエーバーは、今シーズンからWEC(世界耐久選手権)を中心とするスポーツカーレースの世界に転身。ポルシェのワークスドライバーとして、今週末はシリーズ最大のイベント、ル・マン24時間に参戦している。

 先週末のカナダGPをテレビで観戦したというウエーバーは、レッドブルが勝利を手にするとは思っていなかったという。

「正直、今は自分のキャリアの変化を楽しんでいるところだが、まだ(F1の)レースも数戦だけど見ているよ」とウエーバーがNBCのMotorSportsTalkに語ったと、Crash.netが報じている。
「(カナダGPの)スタートを見たけど、あまりエキサイティングには見えなかった。でもその後、メルセデスがトラブルを抱えているのを目にした」

 ウェーバーは、自分の後任として今季レッドブルに加入したリカルドの活躍を讃えており、初勝利を境に彼がより強力なドライバーになると語っている。
「ダニエルのつかんだ初勝利は素晴らしいものだった。彼は今年ここまでミスをしていない」

「テスト規則やウエットでの予選など、彼はさまざまな対応を強いられた。だが彼は初勝利を手にした。彼にとって大きなステップにつながるだろうね」