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ルノー「スタートから優勝争いができるよう更に努力する」

2014年06月12日 23:20  AUTOSPORT web

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ルノーのレミ・タファンは、F1カナダGPでルノー製パワーユニットを搭載するレッドブルが今シーズン初優勝を挙げたことに、更なるパフォーマンスの向上を誓った。

 レッドブルにパワーユニットを供給するフランスメーカーのルノーは、今年のオフシーズンテストでトラブルを頻発し、ダブルタイトル4連覇中のチャンピオンチームはシーズンのスタートに大きく出遅れた。
 しかし、日曜日に行われた第7戦カナダGPで、レッドブルのリカルドがトラブルを抱えたメルセデスのニコ・ロズベルグをレース終盤にオーバーテイクし、キャリア初のトップチェッカーを受けるとともに、ルノーPU勢にとってのシーズン初優勝を記録した。

「レッドブル、そして初優勝を遂げたダニエルに心からおめでとうと言いたい。そして、今回のレースがこれまでの流れを変えてくれることを期待している!」と、ルノーのトラックオペレーション責任者を務めるタファンは語っている。

「この成績を得る手助けができたことを、とても嬉しく、また誇りに思っている。信頼性に関連する問題を解決するため、我々はサーキット内だけでなくサーキットを出てからもチームと緊密な連携を図ってきたほか、自分たちの持てるパッケージングから最大限のパフォーマンスを引き出せるよう努力してきた。今日、我々はルノーのパワーユニットを搭載したマシンが優勝できることを証明したが、今後はドライバーたちがスタートからフィニッシュまで優勝争いができるよう、パフォーマンスの一層の改善を目指して努力していくつもりだ」

「シーズン開幕の時点から比べると、私たちが短期間でいかに多くのことを成し遂げたことがおわかりいただけるだろう。今日は我々のライバルにトラブルが発生したようだが、こういうときに勝利できるポジションにつけていたことが、ルノー・エナジーF1-2014に初優勝をもたらしたのだと思う。今回の栄冠は、ヴィリィで働くスタッフたちの闘志をさらにかきたててくれるはずだ」