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健康な爪をキープする、正しい爪の整え方

2014年06月12日 00:01  オズモール

オズモール

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憂鬱な梅雨の到来…気分が落ち込みがちなこんな季節も、うっとりとするような爪先は、女子の気分を無条件に上げてくれるもの。だからこそ、つねにネイルオンできる健康的な自爪を保っておきたい。 そこでお話を伺ったのは、基本のネイルケアの大切さを提唱する、マニキュアリストの東條汀留さん。 「健康美爪をつくるには、ネイルサロンでお手入れしてもらうだけでなく、自宅での正しいケアが欠かせません。特に、割れやすい・爪が弱いとお悩みの方は、爪の形をきちんと整えることから始めましょう」(同) ●手の爪 見た目に美しく、さらに爪を安全に保つのに適した形は、先端が直線かつ両角を落としたラウンドスクエア。この形に整え続けると爪に立体的なカーブが生まれ、衝撃に強い爪になる。 <整え方> 手の爪は、爪切りではなくエメリーボード(爪やすり)で整えよう。爪切りを使うと、衝撃で爪の層が離れてしまい、二枚爪の原因に。爪を指の先端より短くしている人は少し伸ばしてから行って。 (1)エメリーボードの端を、親指、人さし指、中指の3本の指で軽く持つ。 (2)エメリーボードに爪の先端を90度にあて、往復させず、一方向に削って長さを整える。手の平側から見て、爪の先端が1~2mm出る程度に。 (3)エメリーボードを爪の先端内側に45度にあて、往復させずに一方向に削る。爪の先端に角度をつけると衝撃に強くなり、二枚爪防止に◎ (4)エメリーボードを爪裏側の角にあて、外側から内側へ、角を取り丸みをもたせるように削る。 ●足の爪 人目に触れる機会が少なく、ついケアをさぼりがちな足の爪。しかし、靴に閉じ込められる時間が長い足の爪は、きちんとケアしなければ巻き爪や陥入爪などさまざまなトラブルのもとに。 <整え方> 足の爪は長すぎても短すぎてもNG。指先より1mm内側に、角は皮膚に食い込まないように丸く整えよう。 (1)38度ぐらいのお湯に両足を10~15分間つけて爪をふやかす。 (2)爪切りで爪の先端をまっすぐに切り、おおまかに長さを整える。長さは指の先端にそろえる程度に整え、左右の角は少しだけ落とす。 (3)エメリーボードを使って、手の爪を整えた手順と同じように、長さ・先端・角を整える。 正しいシェイプに整えて、衝撃に強い自爪へ! 次のネイルを楽しむ準備を始めよう。東條汀留(とうじょうてる)マニキュアリスト。1978年よりキャリアをスタートさせ、1991年、後進育成のためロングルアージュネイルカレッジ(現・タアコバネイルカレッジ)を開校。2002年、「TAACOBA」銀座本店をオープン以降、7店舗を展開。爪本来の役割に着目し、日本人に合った独自のネイルケアやネイル理論を確立。基本のネイルケアの大切さを提唱し、卓越した技術と感性で多くの支持を集め、メディアなどで幅広く活躍している。著書に『大人の上品美爪塾』(講談社)や『ネイルの教科書-ケアで爪は生まれ変わる-』(NHK出版)などがある。【オズモール】