色とりどりの草花のアレンジメントを撮影した写真。
繊細な装飾に思わず見入ってしまうが、どこかで見覚えのあるような形のようにも思える。
13枚の写真で構成され、"Eye Heart Spleen"と題されたこのプロジェクト。写真はすべて、人間の臓器を花と草木で象ったものだ。
これらは、中央アメリカはグアテマラ出身で、現在はイギリスのブリストルを拠点に活動するアーティストCamila Carlowさんの作品。
彼女はファインアート、写真から映像作品まで幅広く手がけている。
人間の内部組織も、自然の厳しい環境を生き抜く植物も、私たちの意思に関わらず、生命を維持し続けている。
そんな自然の見えないところでの働きへの感謝から、これらの作品は生まれたのだろう。
臓器の形、草花の鮮やかさの両面から、生命の力強さが感じられるようで興味深い。
オンラインを通じてプリント版を購入することもできるので、興味がある方はぜひ。
Eye Heart Spleen
http://www.eyeheartspleen.com/