2014年F1カナダGPの日曜決勝で、マクラーレンのジェンソン・バトンは4位、ケビン・マグヌッセンは9位だった。
ジェンソン・バトン 決勝=4位
「素晴らしいレースだったよね! ダニエル(・リカルド)には心からお祝いを言いたい。僕は彼の大ファンなんだ。人間として素晴らしいし、もちろんドライバーとしての腕もいい。グランプリ初優勝というのは特別な経験だ。本当に彼はよくやった」
「僕自身のレースの話をすると、オプションタイヤでの最初のスティントではとても苦労した。そのため早々にプライムに履き替えることにした。でもその後ずっとトラフィックに阻まれた。たくさんのマシンがつながって走っていたんだ。1台とレースをする場合はオーバーテイクするのが比較的楽だけど、列になっていると難しい。それぞれのドライバーがDRSを使えるからね」
「それでも最後の最後にオーバーテイクをすることができた。前を行くフェルナンド(・アロンソ)とニコ(・ヒュルケンベルグ)に対して、いちかばちかの勝負に出たんだ」
「ヘアピンでフェルナンドが前のニコにヒットしかけて、イン側に行かなければならず、その後、ふたりともふくらんだから、僕はふたりのインに飛び込んだ」
「ファイナルラップには見たくないような事故が起こった。フェリペ(・マッサ)とチェコ(ペレス)のアクシデントだ。幸いふたりは無事にマシンから出てきた。本当によかったね」
「今週末を終えてみて、マシンの全体的な感触がよくなっていることが分かった。前進しているということだから期待を感じる。通常のレースなら僕は4位でフィニッシュできなかっただろう。でも今日僕らがいい仕事をしたのは確かだから、喜ぶべきだ。今日獲得したポイントは貴重だし、オーストリアで再びいい仕事をするためのモチベーションにつながる」