2014年F1カナダGPの日曜決勝で、マルシャのジュール・ビアンキとマックス・チルトンは接触によりリタイアに終わった。
マックス・チルトン 決勝=リタイア
「大きな期待を抱いていた週末が残念な結果に終わった。僕とジュールの事故によって、僕ら自身のレースもチームのレースもそこで終わってしまった。今回も大きな進歩を成し遂げていただけに、チームの皆のことを考えると悲しい」
「いいスタートをして、後ろのマシンを引き離しながらターン1に入り、ターン2へと進んでいった。そしてターン3の入口で接触が起きた。このアクシデントがもたらす結果はふたりにとってとても不運なものだった」
「僕らはターン3の入口でサイド・バイ・サイドになった。僕は半分インに入りこんで、ちゃんとコーナーを曲がり切れるポイントでブレーキングした」
「でも彼(ビアンキ)はブレーキングを遅らせた。彼が僕の前にいられたのは、ブレーキングをかなり遅らせたからだ。僕にはどうしようもなかった」
「相手がチームメイトだからといって、インに入ったのに引くつもりなんてない。彼には僕が見えていたはずだ」
「モナコはいつまでも記憶に残したいレースだけれど、今回のカナダのレースは忘れてしまうべきレースといっていいかもしれない。でもひとつ覚えておかなければならないのは、マシンがとても順調に進歩しているということだ。チーム全員に感謝している」