カナダGPのレーススチュワードは、最終ラップにフェリペ・マッサと接触したセルジオ・ペレスに、次戦オーストリアGPでのグリッド降格ペナルティを課した。
決勝レース終盤に3番手争いを演じていたペレスとマッサは最終ラップの1コーナー手前で接触、高速状態のまま激しくウォールにたたきつけられた。
レース後、このアクシデントを調査したスチュワードは、前を走っていたフォース・インディアのペレスが走行ラインを変えたことで接触につながったと結論づけている。
「カーナンバー11(ペレス)はレーシングラインを変更し、1コーナーにおけるカーナンバー19との接触を引き起こした」と、スチュワードが発行した声明には記されている。
レースを終えたふたりは、近くの病院に搬送されメディカルチェックを受けたものの、すでに退院したことが明らかになっている。
ペレスは、2週間後のオーストリアGPで5グリッド降格のペナルティを受ける。