2014年F1カナダGPの土曜予選で、ケータハムの小林可夢偉は20位を獲得した。
小林可夢偉 予選=20位
「フリー走行3回目は昨日よりもいい形で始まりました。タイヤのウオームアップもよくなったし、ブレーキングの問題も改善されていました。昨晩の仕事がうまくいったと思います。まだトラクションやシケインでのアンダーステアなどの課題がありますが、全体的によくなっていました」
「予定どおりプログラムの作業を行っていましたが、最後のパフォーマンスランの時、ギヤボックスに問題が起きクルマを止めなければなりませんでした。昨日のフリー走行2回目で、マーカス(・エリクソン)のクルマに起きたトラブルに似ています。でも、予選に向けて昼休みの間にメカニックが頑張ってクルマを直してくれました」
「予選ではスーパーソフトで2回走行しましたが、セッションの最後に赤旗が出たため、タイムの更新ができませんでした。クルマはフリー走行3回目よりも改善され、バランスもよくなっていました。最後のアタックでは、最初のコーナーふたつでコンマ1秒速いタイムで来ていましたが、赤旗で中断せざるをえず20番手でした」
「ランチタイムにギヤボックス交換を行ったため、グリッド降格ペナルティを受けるので、グリッド最後方からのスタートになります。とにかく僕にできることは戦うことだけです。チーム全員が今週末のように厳しい時にも常に戦い続けています。前回のレースのように何が起きるか分からないので、明日はそうしたときに、チャンスを生かせるポジションにいなければなりません」