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“隣人夜の営み騒音問題”に腐女子がベストを尽くし対応してみた結果

2014年06月07日 18:20  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

“隣人夜の営み騒音問題”に腐女子がベストを尽くし対応してみた結果

 仕事や学校からクタクタになるほど疲れて帰ってきて、ベッドに入りさぁ寝よう!という時、隣人の“夜の営み”の音があまりにうるさく迷惑した経験ありませんか?


 ご近所トラブルの中でも最もデリケートなこの問題。普通に注意すれば良いと思われるかもしませんが、実際隣人同士となると直接言えない人の方が殆ど。
そんなデリケートな問題に、自分の趣味を生かしつつ対応したある方法が、Twitterで注目を集めていました。


 考案者はハンドルネーム まおだむさん。まおだむさんは、隣人の「アンアンガタガタ」という騒音に、深夜安眠を妨害されたことから「音が聞こえていますよ」という意思をスマートに伝えるため、こんな対策を実行してみたそうです。


 用意したものは、パソコン1台にスピーカー2台、そして“BLゲームソフト”。第1弾はBLゲーム『鬼畜眼鏡』。BLという言葉をご存じない方のために軽く説明しておきますが、BLとはビューティフル・レディなどのあまっちょろい略ではなく、ボーイズ・ラブ。つまり、男性同士の恋愛を描いた小説・漫画・ゲームなどのジャンルを指します。


【元の記事はこちら】


 肝心の対策は、スピーカー2台を壁際ギリギリにくっつけて、業界用語でいう克×克のシーンを徐々にボリュームを上げつつ、多人数プレイを表現しつつ「気づいているよ」アピールの願いを込め再生してみたそうです。


 一応徹夜も考え、『鬼畜眼鏡』以外にもいくつかソフトを用意していたそうですが、隣人の方はこのささやかなメッセージに即気づいてくれたようで、無事安眠を勝ち取ることができたのだそう。


 この騒動についてまおだむさんは、「平和的解決出来て良かった」とコメントしています。


 ちなみにこの問題、他の方の対策を少し調べてみたところ「お経を唱える」「“アミダばばあの唄”を流す」「バラエティ番組の爆笑シーンを流す」など、人の気を散らす音を流す人が多いよう。男性の場合は変な音ですぐやる気をなくすので効果は絶大みたいですね。
直接お隣に文句が言えない……苦情内容が内容だけに大家さんに相談するのもちょっと……という方は、是非こうした対策試してみてはいかがでしょうか?


※腐女子=BLを愛好する女性ファンを指す言葉。


協力:
まおだむさん(Twitter:@toufu20)