アメリカのどんな街でも見かける銀色のスクールバス。
地元の人たちにとっては何の変哲もないその姿だが、このバスを住居として旅を続ける元建築学生と、その姿を追う友人フォトグラファーのインスタグラムが話題になっている。
フォトグラファーのジャスティン・エヴィドンによるサイトとインスタグラムのタイトルは「HANK BOUGHT A BUS(ハンク、バスを買う)」。
とてもキャッチーなタイトルしかり、レイアウトの美しさや、彼らの気ままな旅の様子が受けて、着実にフォロワー数が増えている様子。
このプロジェクトの発起人、ハンクことハンク・ビュティータは、当時在籍していたミネソタ大学の卒業論文のため、友人たちと協力して、世界最大規模のクラシファイドサイト「クレイグスリスト」にて中古のスクールバスを購入。
内装をほぼ解体し、完全な住居用としてキッチンやバスルーム、ベッドやリビングスペースを作り上げた。掲載された画像を見ると、この外側がバスとは全く気がつかないほどモダンで、オシャレにリノベーションされている。
明るく温かみのある木材を使った壁や天井のほか、床はスポーツジムで使われていた床板をリサイクル。
卒業論文を完成させたハンクはその後、このバスで8047kmもの距離を運転し、アメリカ中を回ったそうで、現在はすでに次の目的地へ向かっているとのこと。
ハンクの友人であるジャスティンが撮った写真には、旅で出会った人々や景色、そしてバスで過ごす日々の生活が写し撮られ、見ているこちらも彼らと一緒に旅をしているような気分が味わえる。
土地ごとにさまざまな表情を持つアメリカの大自然はとても魅力的で、旅ゴコロをくすぐられることうけあいの「HANK BOUGHT A BUS」。
インスタグラムの情報もこちらからチェックできるのでぜひ一度のぞいてみて。
「HANK BOUGHT A BUS」
https://jevidon.exposure.co/hank-bought-a-bus