WEC世界耐久選手権にフルエントリーしているロータスの新型車両『T129・AER』は、来週ル・マンでお披露目されることになりそうだ。
コリン・コレスが代表を務めるコデワ・チームのオペレートのもと、昨年まではLMP2クラスを戦っていたロータス。今季は新型車両のT129にAER製のエンジンを搭載してハイブリッド非搭載のLMP1-Lクラスにエントリーしているが、車両製作の遅れによりWECの開幕2戦を欠場し、ル・マン参戦も断念。WEC後半戦からの参戦を目指している。
ただロータスは、ル・マン24時間への参戦は断念したものの、レースウィークにはル・マンにマシンを持ち込むという。チームのスポークスマンは英AUTOSPORT.comに対して次のように話している。
「マシンは完成しており、完全な状態だ。カラーリングが金曜日に完成するため、来週のル・マンにマシンを持ち込むだろう」
T129は現在、ホモロゲーション取得の過程中にあり、9月のWEC第4戦オースティンに向けてル・マン後からテストを開始する予定となっているという。