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レッドブル、トロロッソ、ルノーの“特別チーム”で大型アップグレードを計画

2014年06月05日 19:10  AUTOSPORT web

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2014年スペインGP ダニエル・リカルド(レッドブル)、ダニール・クビアト(トロロッソ)
レッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコは、オーストリアGPで、ルノーのパワーユニットに大きなアップグレードが導入される予定であり、これがチームの助けになることを期待していると語った。

 F1タイトル4連覇を成し遂げたレッドブルだが、シーズン前テストでルノーにトラブルが多発してつまずき、その後、大きく改善したものの、圧倒的強さを見せるメルセデスとタイトルを争える状態にはまだ至っていない。

 しかしマルコは、6月22日に開催されるオーストリアGPに向けてルノーのパワーユニットに大きな改善がなされる予定であり、メルセデスとの戦いを諦めないと述べた。

「我々はトロロッソやルノーと共に特別チームを結成し、緊密に協力し合って作業に当たり、解決策を見つけようとしている」とマルコ。

「必ず解決策は見つかる。今はまだ、2015年に集中しRB10の開発をストップする段階ではない。2014年の戦いに集中する」


 一方、今週末のカナダGPでは、コースレイアウトの関係で苦労することになると、チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーは予想している。

「モントリオールは我々にとって難しいレースになるだろう」とホーナー。
「ルノーは懸命に作業に当たっており、(モナコではメルセデスに)かなり近づくことができた」

「しかしモントリオールでは直線パフォーマンスが重要になる。そこでメルセデスユーザーたちとどれだけ戦えるか、非常に興味深い」