自分の部屋の広さに、完全に満足している人はどのくらいいるだろう?‟もっと広かったら、もっと部屋が多かったら”、そんな思いを抱いている人のほうが多いのでは?
世界的にも都市部に人口が集中するなど、部屋の狭さに悩むのは日本だけのことではないようだ。
米パーソンズ美術大学のクリエイティブ・テクノロジストBernardo Schorrさんが、そんな小さな部屋を快適な空間に変化させる,、画期的な方法を生み出した。
その名も「Mixed Reality Living Spaces」。さまざまな生活シーンに合わせて、「いくつもの現実が混在するリビング・スペース」だ。
どういうことかというと、壁面全体をプロジェクターで装飾し、瞬時に部屋を模様替えするというもの。
気分次第で‟川の景色が気持ちいいクールなオフィスルーム”、“アール・ヌーボー調のインテリア”、または“ニューヨーク市の夜景がみられるモダンな部屋”、などなど、自在にお部屋を変身させられる。
これなら、まるでいろんな場所にお出かけしているような気分を味わうことができ、1日中同じ部屋にいても、飽きずに過ごせそう。
もちろん、壁にDVDを投射して、映画鑑賞も可能なので、友だちとちょっとした映画鑑賞会を開くこともできる。
そのほか、 Schorrさんは机や椅子、ベッドなどに早変わりする万能モジュール式家具も提案しており、これさえあれば簡単に部屋のレイアウトも変えられそう。
狭いお部屋が多い日本にもマッチしそうなアイデア、実用化されたらぜひ使ってみたい!
Mixed Reality Living Spaces
http://mfadt.parsons.edu/2014/project/mixed-reality-living-spaces
YouTube
https://youtube.owacon.moe/watch?v=H8FwT1LCxew